令和2年7月豪雨災害~復旧支援ボランティアに行ってきました。

大分のキレイ!は私たちにおまかせ!

クリーン・大分のカジカワです(*´∀`*)

 

 

去る7月末日、そして8月7日に、

休日を利用して、

今回の豪雨災害で甚大な被害を受けた日田市天瀬町に

災害復旧支援ボランティアに行ってまいりました。

 

仕事でも行かせてもらう日田市が災害に見舞われたということで

それまで、どこか遠くの出来事だった【災害】というものを

今回、嫌でも近くに感じました。

 

そしてこれまた【違う世界の存在】だった【ボランティア】というものに

生まれて初めて自分が参加してみようと思うキッカケでもありました。

 

通常ならばこういった大規模災害のボランティアは全国各地から募集することになるのですが

みなさんご存知の通り

コロナウイルス感染拡大防止のため、該当県内在住者のみの募集となりました。

 

事前に日田市の社会福祉協議会が運営するボランティアセンターにWebで登録をしておいて

参加出来る日に現地へ向かうという形式でした。

(当日受付も可能でした)

※現在(8月8日以降はニーズの減少・復旧の進展により、個人でのボランティアの新規受け付けは終了しております)

 

 

【日田市天ヶ瀬振興局内に設置されたボランティアセンター】

まずここで、当日どんな作業があるのかの説明と

人員を割り振る【マッチング】が行われます。

 

ボランティア希望者をそれぞれのニーズ(依頼)に合わせて適正に割り振り、グループを作ります。

 

私が配属されたのは

町の【側溝に溜まった土砂を除去】する作業でした。

 

がっつり土木作業!

土砂が溜まったままだと、また雨が降った時に排水できずに大変なことになってしまう、極めて緊急かつ重要な任務です!

と説明を受けて俄然やるきが漲ります!!!

 

初日の作業中の様子です。

 

ジャッキで溝の蓋を持ち上げて外し、

スコップと一輪車でひたすら土砂を運び出す。。。。その繰り返し。

 

 

もう!見た目通り!

めっちゃハーーーーーード!!!

そして容赦なく照りつける真夏の日差し!

 

容赦なく体力と水分を体から奪っていきます。

6人チームで、2人が蓋上げ、2人が土砂の掻き出し、そしてもう2人が、細かく仕上げをし、蓋を閉めていく

という流れでしたが、

15分やって15分休憩というペースでしか作業できないほどの過酷さ。

 

普段から土木作業に従事されている方々に心からの敬意と感謝の意を贈ります。

ほんとうにすごい!

そして重機類の偉大さを痛感しました。

 

だがしかし、きつい!とか言ってられねーぜ!!!!!!!

 

だって被災地・被災者のほうがもっともっと辛くてきついはずだから!!

 

渇いたカラダに水分と、誰かのために役立っているというエネルギーだけ補充して

ひたすら作業にあたります。

 

途中から無心です。

 

 

こちらは2回目・8月7日の作業の様子です。

初回とは打って変わって雨模様。

 

照りつける暑さはないですが、それよりも更に強烈なのが

【水を含んで重くなった土砂】。

 

足元もぬかるんで踏ん張りが効かず、個人的には晴れの時よりもさらにハードでした。

 

そして初めて気がついたのですが

水害時の土砂・泥って、いたるところの汚水を吸い込んだり、いろんな排水やらゴミやらと混じって

 

とにかく臭いんですよね。

 

これは画面越しに眺めているだけじゃ絶対にわからない、貴重な気づきでした。

 

これは被災者はたまらんだろうな。。。。

 

率直にそう思いました。

 

かといって重機で除去するには

いろいろな手順や段階を経らなければならず、

とりあえず!!!とりあえずの人手・マンパワーがいかに大切なのかがわかりました。

 

ボランティアの力は決して小さくありません。一人ひとりがとても大きな力です!

間違いありません。

 

みんなで力を合わせればほら!!!!!!!

なんとかなるものです!!

えっさ!ほいさ!!

 

やったどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

 

無事にケガなく事故なく、作業を終えることができました。

 

ボランティアで1番大切なこと。

 

それは

【自分が事故なく怪我しない!】これにつきます。

健康な自分の体あってのボランティア。

じゃなきゃ誰も助けれません。

 

怪我をしてしまったり、事故を起こしてしまったら、自分も大変ですが

何よりも、被災地にあらたなご負担をおかけしてまうことになります。

度合いにもよりますが、救急事態になればその対応に追われますし、

自分も被災地も、お互いが責任を感じてネガティブになってしまう。

良くないですよね!

 

誰だって好きで怪我する人なんかいません。

そんなことはわかってます。

だからこそ、一層気をつけるべきなのです。

 

【油断しない・気をつける】責任を十分に理解し

ボランティアさせていただいく、という心構えが大切なのではないでしょうか。

 

 

一緒のグループで作業させていただいた

ニックネーム【パパさん】。(写真左の赤いつなぎの男性)

(右側がクリーン・大分の梶川です)

(ほんとうに愛とパワーあふれるパパみたいな人でした)

 

初日に一緒になったチームで、作業終了後に

記念の1枚!

スーパーボランティアの尾畠春夫さんも偶然いらっしゃたので、お声かけしたら、気さくに写ってくださいましたm(_)m

 

みなさんほんとうに良い笑顔!!!!!

清々しいとはまさにこのこと!

 

※(お写真は全員掲載の許可をいただいておりますm(_ _)m)

 

たくさんの出会いと気づきを与えてくれた

今回の、人生初!災害ボランティア。

 

間違いなく、僕の今後の人生の生き方に影響を与えました。間違いなく。

自分の命がある理由。

生きている意味。

 

模索するのではなく、そこにあるものを、気づく。

 

気付けました。

 

ほんとうに有難いことです。

 

当たり前の暮らしは当たり前じゃない。

当たり前の反対は【有難い】。

 

ほんとうにありがとうございます。

 

今回の経験を通して

人間力を高めて

社会に貢献していけるように気持ちを新たにした

クリーン・大分の梶川の

災害ボランティア日記でした。